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理事長所信

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2017年度 一般社団法人 八重山青年会議所 第56代理事長所信

理事長所信

はじめに

1949年、戦後の荒廃が残る東京で祖国を憂いた若き情熱に燃えた青年の手によって始められた青年会議所運動は、共感を呼び全国に広がりました。その影響を受けた沖縄本島でも1959年6月に那覇青年会議所が設立されました。八重山では石垣信亨先輩が発起人となり1962年8月に設立総会が開催され32名の志同じくした青年達の手によって八重山青年会議所の運動が始まりました。それ以来、常に先輩方は愛する郷土を後世の私達に残す為に、今よりも明るい豊かな社会を築き上げる為に、英知と勇気と情熱の気概を持って尽力してこられました。自己犠牲と利他の精神の下での先輩方の時代を超えた継続した青年会議所運動があったからこそ、八重山青年会議所は地域から必要とされてきました。まさに今日の私達の青年会議所運動が地域から評価して頂いているのも先輩方のお陰であります。だからこそ、私達は井戸を掘って頂いた先輩方の功績に感謝し、責任世代の青年として後世に残していかなければならないと考えます。しかしながら、今の八重山青年会議所は先輩方の時代と比べて、本当にこの地域から必要とされているのだろうか。昨年55周年記念事業も無事に終え新たな節目に入る今こそ、再び謙虚に私達の大切なこの組織を見つめ直し、もっともっと地域から必要とされ影響力ある組織であり続ける事が求められております。

【私と八重山青年会議所 】

私は22歳に、ホテル事業を開業したばかりの母からの「助けてほしい」との一報を受け、勤めた会社を退職し、開業3ヶ月経った2001年 7 月に石垣島へ帰郷しました。動機は、長男であり幼少期から離れて暮らした母が事業で苦労している姿を、誰よりも知っていたので「大人になったら母の助けになりたい」との気持ちが、強かった事を思い返します。ですが当時の私は、ホテル事業とは全く無縁の業界で働いており経営経験としても未経験な若者でした。その為、事業を軌道に乗せる一心で、帰郷した最初の数年間を無我夢中で働き過ごしました。2003年頃には小浜島で撮影されたNHK朝の連続ドラマ「ちゅらさん」が全国放送となり、アメリカ同時多発テロ以降、観光入域客数が落ち込んでいた八重山諸島はメディアを通じて一躍全国的に注目され、その事が転機となり事業も軌道に乗る様になりました。青年会議所の入会を考え始めたのは、2008年にアメリカで端を発した金融危機が起きた時期でした。これまでの自己流のホテル経営に限界を感じ、これから間違いなく来るであろう、大不況の波を生き残る為に、「もっと私自身が経営者として成長し事業を発展させたい」との強い想いと、友人や先輩方が青年会議所で活動していた事もあり、2009年に私は入会させて頂きました。この組織に入会してから、約8年経過しますが、はっきりと自信をもって断言する事ができます。これまで観光業しか知らなかった私が、青年会議所の多くの役職や事業を経験して、八重山の多岐に亘る諸問題を知る機会を得られて、俯瞰的に考える力や視野を養い、100年に一度と言われた金融危機や東日本大震災での経済不況下でも、会社を守り抜く事が出来たのも、まさに青年会議所で学んだお陰であり、経営者として強く大きく成長させて頂いたのも、真に青年会議所があったからです。恐れ多くも私と青年会議所の関係性を定義させて頂くならば、青年会議所とは、大切なものを守る為に、必要な成長の機会を与えてくれる唯一無二の団体だと思います。信頼出来る仲間と共に、各々が自分の足りない箇所と常に謙虚に向き合う姿勢で互いに切磋琢磨し、明るい豊かなまちづくりの崇高なる理念の下に、しっかりと大地に根を降ろした中で、何事にも常に物事の本質を見極め、青年会議所運動を通じて共に力を合わせ成長する事が何よりも大切だと考えます。そして、私自身がこの組織で実際に成長させて頂いている経験があるからこそ、是非とも八重山青年会議所やそこで活動する仲間達に恩返しさせて頂きたく、また、この組織の発展に寄与する為に、「青雲之志を持ち美しい八重山の未来に貢献する」のスローガンの下で、一年間全力で駆け抜ける覚悟です。

 

【新しい観光資源開発の必要性 】(観光資源開発委員会)

1985年の八重山は農林水産業、公共事業が主力産業として栄えた時代でありました。当時の八重山圏域の観光入域客数は約35万1千人、観光消費額は約172億円しかなく、30年経った2015年と比較すると、観光入域客数は約111万5千人で約3.1倍強、観光消費額は約643億円の約3.7倍にまでに成長しました。最早、観光産業は地域のリーディング産業として、八重山経済を担うにたるに相応しい成長を遂げた事は言うまでもありません。観光という文字には「光を観る」という意味があります。豊かな自然環境や独自の文化を有する、ここにしかない魅力、この地に憧れがあるからこそ、八重山諸島に、毎年、多くの人々が訪れているのです。観光入域客数が伸び、八重山圏域の流動人口が増えれば、新たな需要が創出される事で、第一次~第三次産業の多岐に亘り、経済波及効果を齎すはずです。自立型経済では無い八重山経済圏が、常に外的要因に翻弄され、経済的に影響を受けてしまう事は大変致し方無い事でありますが、2011年頃のような大不況の波が来て、旅行需要に悪影響が出たとしても、国内外の数ある魅力的な観光地の中で、八重山諸島に訪れたいと評価される、新しい観光資源開発に繋がる事業を積極的に推進して参ります。

 

【郷土愛を育む事から始まる未来の人財育成 】(青少年郷土愛育成委員会)

インターネットの普及により若者の価値観が急激に変化した現代社会。膨大で多種多様な情報を気軽に得る事が出来るという反面、デジタルな世界に慣れ親しみ、現実の世界観を見失い、コミュニケーション不足に端を発する事象は一種の社会問題にも挙げられます。平成生まれの青少年達は、幼少の頃からそのような情報化社会の中で不自由無く生活していていることが多く、少年達にとって大きな影響を与えている可能性があります。多様化する情報化社会の弊害として、青少年の成長過程に必要とされる心の育成を育む場が、現在の子供達には不足しているのではないでしょうか。その為には、自由闊達で様々な垣根を越えた交流の機会を創出することが重要であると考えます。また、私達は幼少期の頃、自分達の住む地域に対して郷土愛を持ち生活してきたでしょうか。それはきっと漠然としたものであったに違いないと思います。大人になり自身で島を離れる機会が多くなってはじめて、生まれ育った土地や地域に対する思い出、懐かしさなど特別な意味を感じ郷土を意識していくのだと思います。幼少期の頃よりこのような郷土への思いを持つことができれば、島の子供達の健全な人財育成、人間形成に大いに役立つと思います。本年度は子供達が八重山に対し郷土愛を育む事業を行って参ります。

 

【政治参画意識の向上 】 (政治経済参画委員会)

政治経済という言葉があります。経済政治と言わず、政治が先に来る理由は、政治の決断が経済に影響を及ぼすから他なりません。選挙で選ばれた政治家の集合体により議会を構成し、議会での決定により条例や法律が形作られ、私達の暮らしにまで影響力を及ぼすのです。青年会議所の会員は、会社代表者、役員、キーマン等、重責を担う立場の人達が多いはずです。青年経済人である私達は、個々の政治思想に関係なく、積極的に政治に興味を持ち、動向に注視する事は至極当然ではないでしょうか。また、一昨年6月に公職選挙法が改正され選挙権が20歳以上から18歳以上に引き下げられた事は記憶に久しいと思いますが、今後、未成年者が投票権を持つようになります。私自身が政治に興味を持ち始めたのは保守、革新の違いを正しく理解した事が始まりであり、国会中継や政党間の政策の違いにも興味が持てた経験から考えれば、本年度は保守革新の違いを正しく楽しく理解する為の事業を積極的に進めて参ります。

 

【人間力を高め地域に影響力を持つ青年会議所 】 (人間力向上委員会)

八重山青年会議所は一昨年8名、去年5名の多数の会員が卒業しました。理事長を務められた経験豊富なベテラン会員が大勢組織から居なくなり、昨年度入会した新入会委員が数多くいる中で、約3年未満の会員が全体の大多数を占めるようになりました。これからの青年会議所運動を考えた時に、全会員の人間力の総合値によって、地域に影響力、即ちインパクトを与えられる組織かどうか決まるはずではないでしょうか。また、私達は青年会議所組織に属することで、リーダーとしての意志を育み、様々な青年会議所運動を通じた経験の蓄積により、リーダーとしての意志を確固たるものとしてきました。しかし時代の流れの中で、必要とされるリーダー像は変化しているはずです。今必要とされるリーダー像を明確化し、そうなる為の修練を積まなければなりません。私達は活力と知力を両立した上で、社会的役割を果たすことができる「自立」と、共にたくましく生き抜くことのできる「共助」を、すなわち人間力を備えなくてはなりません。まずは私達会員が率先して人間力を育んだ上で、様々な事業を通じ地域の人間力を高める運動を展開して参ります。

 

【絶え間なく続く会員拡大の在り方】 (会員拡大達成委員会)

会員拡大事業は、古くは青年会議所の組織が設立された時から、行われ、また組織の発展の為に、継続され組織に寄与してきました。その意味で会員拡大事業は最も古い事業です。しかし、青年会議所の単年度制のシステムの中で、年度により委員会が設置されたり、そうでなかったり、時の理事長の方針により重要性が変わる事や、卒業生が多い年には対処療法的に活発に行われたり、毎年持続的に行われてきたとは言い難いと思います。私はその点が、全国的な青年会議所の会員減少に歯止めが掛けられない大きな問題点だと考えております。会員拡大は、会社に置き換えると、納められる入会金、年会費は会社の売上として期待できる事や、新入社員という新たな人財を同時に獲得できる素晴らしい手段であります。八重山青年会議所でも、過去2009年、2011年、2016年と会員拡大委員会が設置され会員拡大運動が行われてきました。会員拡大だけは単年度制の考え方の従来の枠に捕らわれずに、常に継続委員会として毎年設置する事が、会員減少に歯止めを掛ける有効な対策ではないでしょうか。そうする事で八重山青年会議所が近年未だ達成出来てない会員50名以上の組織体に必ず変わると確信しております。また、会員数が増えると、他の委員会の負担も減り、委員会事業予算の増額も見込めます。そして、地域における青年会議所の会員が増えるということは、それだけ影響力が広まるということであり、会員拡大こそが私達が願う地域の実現へとつながる近道であり且つ王道の道なのです。地域における青年会議所の人口比率を向上させることで「明るい豊かな社会」の実現を目指し、積極的に会員拡大を実現して参ります。

 

【確固たる組織づくり】 (総務委員会)

私たちの運動は、事業、例会、そして様々な会議によって実施されていきます。それぞれが円滑に実施されてこそ、それぞれの効果が最大限に発揮されるのであり、その運営に支障がきたすのであれば、最大限の効果は望めません。各種記録保存、7・5・3システムの順守、私達の活動の広報、会員への青年会議所の基本情報の提供など、様々な庶務が遂行されなければ、推進力を発揮することはできません。組織の屋台骨となり、組織を支える総務がいてこそ私達の運動は推進されていくのです。

 

【蘇澳港青年会議所、稚内青年会議所との絆づくり】 (渉外対応特別室)

1993年に姉妹締結された蘇澳港青年会議所は一度会員減少に伴い組織が解散してしまいました。しかし、昨年度、情熱に燃えた蘇澳港の青年達の手により新しい青年会議所運動の火が灯りました。先輩方の縁や絆を絶やさない為に、本年度は台湾国魏蘭県蘇澳鎮へ赴き積極的に交流し友好の絆を深めます。また、これまで交流を重ねてきた稚内青年会議所と、昨年の55周年記念事業で八重山青年会議所は正式に友好締結調印式を行いました。まちの人口や会員の人数も同規模の国内最北端、最南端でありますので、大いに学びの機会があると思いますので積極的に交流し更に友好の絆を深めていきます。

 

【結びに】

「揺るぎない信念を持って、青年会議所運動を実践しているか」そう問われて、何人の者が心から自信を持って「はい」と答えられるだろう。青年会議所運動は、多くの時間を借りて活動をしていることを改めて認識しなければならない。限られた時間をどの様に使うかはあなた次第なのである。私は青年会議所運動を通じて「時間は平等ではない」という時間の価値に気付かされました。40歳までの限りある時間、そこに青年会議所運動という貴重な時間を通じ青年期に多くの経験を得ることで、私達は自身の人生を大きく変革させようとしているのです。ある尊敬する先輩の言葉です「青年会議所は、志を同じくする者であれば誰でも入会出来る、それは皆に与えられた平等である。しかし、如何にこの組織で汗をかき、人との交流を育み、青年会議所を通してどれだけ人と出会いが出来たかというのは青年会議所のフィールドを使った努力と行動力であり、その結果に平等というものはありえない」まさに40歳までの限りある時間を有益に使われた重みのある深い言葉だと思います。私も青年期の限りある時間を有益に使い、しっかりと汗をかきながら、切磋琢磨し、この組織で卒業まで残り数年間を休まずに全力で駆け抜けたいと思います。 結びに、八重山青年会議所 第56代 理事長として重責を与えて頂いた会員諸兄に感謝の意を表すとともに、組織の未来永劫へと続く発展に向け邁進することをお誓い申し上げ理事長所信とする。

 

 

基本方針 5つの大切な心構え

・仲間を信頼し、共に力を合わせ成長する「共助の心」
・自己の欠点を客観的に直視し、謙虚に成長の機会へと変える「勇気の心」
・仲間と切磋琢磨し、現実的で、大地にしっかりと根差す「逞しい心」
・何事にも常に本質を見極めようとする「探究する心」。
・異論を聞き入れる度量を持ち、成長の機会へと変える「しなやかな心」

 

 

事業計画

1. 新しい観光資源開発に繋がる事業の開催

2. 青少年の成長に必要な心を育む事業の開催

3. 青少年の郷土愛を育む事業の開催

4. 保守革新の違いを正しく学ぶ事業の開催

5. 人間力開発事業の開催(対内、対外)

6. 会員交流事業の開催

7. 蘇澳港青年会議所、稚内青年会議所との交流

8. 京都会議、サマコン(横浜)、全国大会(埼玉)への参加

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